今回は、桃太郎のお話に触れてみたい。

と言っても、桃太郎の話そのものに意味があるわけではないんだけども。

経営企画部の上司

思い起こせば15年前。経営企画部にいた時の上司は相当頭が切れる人で、当時会社に入ったばかりの僕を育てるために、色々なことを色々な角度から質問してきたのです。

その中の一節、桃太郎のお話。

上司に聞かれた質問

上司「おうつまくん、桃太郎の話を説明してみて」

僕「えっ?」

上司「桃太郎の話を、話を知らない外人でも分かるように説明してみて」

僕「???」

状況をよく把握できないながらも、僕はとりあえず桃太郎の話を話し出したわけです。

僕「むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが・・・」

上司「全然ダメ」

僕「あばばばば」

突然の上司の桃太郎のフリに、当時一緒の部署にいた新入社員の女の子と2人で、なんだこりゃ?と首をかしげてしまってたわけです。

もしみなさんならどう答えますか?少し考えてみてください。

上司の解説
ポイントを押さえること

上司「おうつまくんは人に桃太郎の説明をするのに、1から10まで話をするのかい?」

僕「いやー、それはさすがにメンドクサイですね」

上司「ならポイントを押さえないと。桃太郎の話のポイントは?」

僕「川から流れてきた桃の中に赤ん坊がいて、おじいさんとおばあさんに育てられて、大きくなってからキビ団子をもって鬼退治に出かけ、途中イヌ、サル、キジを仲間にし、最終的に鬼を退治して財宝を得る、といったところでしょうか?」

上司「そうそう、まあいい感じ。50点」

僕「どぅふっ!」

上司「何かを説明する時には、伝えたい内容をきちんと絞ることが大切なんだよ。それを話の幹も枝葉もごちゃ混ぜにして一緒に説明する人が多すぎるんだよね。」

上司「あと、おうつまくんの言い方には、もう1つ気をつけなければいけない点があるね」




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箇条書きにすること

上司「おうつまくんのポイントは全部で何点あった?一文で言っちゃたから分かりにくかったよね」

僕「あー、確かに口頭で「これとこれとこれと…」っていう言い方しましたね」

上司「人って「意識しないといけない点がいくつあるか」を事前に把握していると、そこに意識を集中させられるんだけど、いくつあるか分からない状態でお経みたいにずらーっとポイントを並べられると、途中で何言ってるのか分からなくなるんだよ」

僕「あー、確かに」

上司「最初にポイントを洗い出して、いくつあるかをきちんと宣言してから話をしようね」

桃太郎の伝え方 結論

桃太郎の話がどういう話かというと、大きくポイントは4つあって、
・川で流れていた桃から生まれた男の子が老夫婦に育てられて成長し、
・きびだんごを持って鬼退治に出かけ、
・道中でイヌ、サル、キジを仲間にし、
・鬼を退治して金銀財宝を手に入れた話なのです!
ということでいいですか?

上司「うん、分かりやすい!」

上司の伝えたかったこと

桃太郎の話だから、「何こんな簡単なこと言ってんだ」と思うかもしれないけど、いざ仕事のことになると全体像を話すことなく粒の小さいところから話し出す人のなんと多いことか!特に知識が豊富な人ほどその傾向がある!

よく知ってる人ほど言いたいことがたくさんあるんだろうけど、これから話すことの全体像を大きくいくつかに分け、先にその概要を説明するというクセをつけないと、話を聞いてる人はみんな頭にハテナがいっぱい浮かんだまま会議を終えることになっちゃうよ。

うんうん、納得。

まとめ

こうした「話題がXXの話題が○○個ある」というのがプレゼンテーションにおけるサインポスティング。

これはどんな話をするにあたっても、思いついた順番に話すのではなく、体系立ててから話すべきだという手法。

これをするだけで、明らかに人への「伝達力」が変わってくる!

人に話が伝わらないのは、概して受け手側ではなく伝え手の問題。

プレゼンのやり方、人への話し方を、「ポイント・箇条書き」を意識して変えてみよう!

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