以前、『考える=要素分解をすることだ』と書きました。

今回は、『じゃあどうやって要素分解すればいいんだよ!』に対する僕の考え方を書いてみます。

はじめに

僕は大きく分けると4つの思考フレームを当てはめて考えています。
1.水平思考
2.垂直思考
3.思考の高さを変える
4.時系列を変える

それぞれについて、説明していきます。

具体例があった方が分かりやすいよね。

じゃあ今回は「速く走るためには」と「美味しいスパゲッティを食べるには」という2つのケースと一緒に考えてみることにします。

1.水平思考

まずは水平思考。

これは「思考を横に広げていくこと」。

横に広げるとはどういうことかというと、例えば「速く走るためには?」を考える時に、「速く泳ぐためには?」とか、「速く歩くためには?」とか、「高く跳ぶためには?」など、他の陸上競技を頭に浮かべながら考えていくことを指しています。類似性、関連性を考えることで、視野を広げるイメージ。

そうしたら、今まで「鍛える」しか思い浮かばなかった人が、「水の抵抗を少なくする水着を着る=陸上だったらいいスパイクを履くこと」とか、「飛び込みタイミング重要だよな=スタートの反応をよくする=陸上でもスタートの仕方を変える=クラウチングスタートの導入」とか、ちょっと違った視点から見ることが出来るのです。

ちょっと着想っぽいですが、「速く走る動物=チーター」という関連性から、「チーターと同じ走り方をしてみたら?」と考えて四つん這いで走ってみたけど全然アカンかったわ・・・っていうのもありだと思うよ。このケースだとさすがにアホっぽいけど、やってみないと分からないことっていっぱいあるもんね。

スパゲッティならどうだろう。麺関連なら「美味しいうどん、そば」、イタリアン繋がりなら「美味しいピザ」、その他のつながりは・・・色々思い浮かべられそうじゃない?それらの美味しい食べ方をスパゲッティにも応用できるかな?と考えてみる感じかなあ。




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2.垂直思考

次に垂直思考。

これは「思考を深堀りしていくこと」。

深堀りするには主に2つの考え方をしています。「MECEに分けること」と「5W1Hを考えること」です。

これで出来るだけ多くの視点を洗い出していく感じ。

2-1.MECEに分ける

MECEとは、漏れなくダブりなく物事を洗い出していくこと。

日本人を分類していくときに、「男/女」で分け、さらに「10歳刻みで分ける」と、どの人もどこか1つのカテゴリに入るよね。そんな感じ。

「鍛える」をMECEに深堀すると、体の部位ならどこを鍛える?っていう発想かな。「首から上、胸筋、腹筋、背筋、腕、足」とか。

「スパイクを変える」を深堀にすると、「メーカー」、もそうだし、「靴底、ヒモ、周りの素材」、そしたら「重さ」とかもあるかも。

スパゲッティなら「メン、ソース、具」とかかなあ。

2-2.5W1Hを考える

5W1Hは有名な「何を、なぜ、いつ、どこで、どうやって、どのように」を基準に考えていくこと。

先にMECEに分類しておくと、5W1Hでの深堀りがしやすいかもしれない。

足や腕の筋肉をどうやって鍛えようか、どこで鍛えようか。靴底やヒモをどう変えたら速く走れるのか。

すっごく単純だけど、靴ヒモをもっときつく締めたら速く走れるというのも1つの案かもしれない(笑)

スパゲッティなら、「いつ?=食べる時間(朝、昼、晩)で味が違うのか?」、「どこで?=雰囲気のいいとことヘボいとこで食べるのは味が違うのか?」、「どうやって?=ゆで時間は?」とか?

いままでの内容を絵にするとこんな感じ。

3.思考の高さを変える

次に、この水平思考と垂直思考を、思考の高さを変えて再度考えてみます。

以前書いてた「視座を高める」ってやつね。

例えばこれまでの「速く走る」は自分視点でしか考えてなかったけど、コーチの視点から考えてみたらどうだろう?とか。

そしたら、「メニューに柔軟体操も取り入れる」とか、「食事をタンパク質の多いものに変えろ」とか、「同程度の実力のライバルと走らせる」といった案も出てくるね。

スパゲッティなら、「一流レストランのオーナーはどう考えるだろう?」って考えてみるとか。ただ食事を提供するだけでなく、雰囲気、食器、一緒に飲むお酒やドリンクなどにも気を遣うんだろうな…と考えたら、考えるべきポイントが増えてくるよね。

これを絵にするとこんな感じ。




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4.時系列を考える

最後に時系列。これは今までの1~3を現在だけでなく、過去・未来の視点でも考えてみるという感じ。

遠い未来じゃなくても、温かいスパゲティの時系列を進めてみると、冷めちゃう絵が想像できるよね。じゃあ、「時間が経っても冷めないスパゲティ」っていいんじゃない?とか考えられる。

過去はどうだろう。スパゲティの原型は?とか。ルーツをたどっていくと、日本の一般的な餃子は中国では存在せず、水餃子しかないじゃん!みたいなこともあるかもしれないし、その原型が今日本でメジャーじゃないなら、そこを攻めてみるのも面白いかも…とか。

速く走るのも同じで、走ってる姿の時系列を少しだけ進めてみてゴールした絵が想像できるなら、ゴールの仕方を工夫するとかもあるかも。

かなりぶっ飛んで時系列を進めると、もう自分が速く走るのは諦めて子供の足を速くしてあげたい!じゃあ足の速い人と結婚すれば子供の足は速くなる・・・とかね(笑)

これを絵にするとこんな感じかな。

まとめ

僕が要素分解をする時の思考をなんとか文字とイメージにしてみたけど、何となく伝わったかなあ。

この1~4を一回だけやるんじゃなくて、行ったり来たり何回も繰り返すことで、どんどん思考が深まっていくなあという感じ。

ちなみにストレングスファインダーの着想の資質を持っていて話がぶっ飛びまくる人って、実は1~4の思考過程を辿っていて、それを上手く体系化とか言語化出来てないだけなんだろうなあということが分かってきたよ。

「速く走るためには?」って聞いて、いきなり「足速い人と結婚する!あ、子供の話ね(笑)」って言われたら「は?」ってなるよね。でも着想持ちの人の頭の中では何らかのロジックで繋がっているという。これを上記のフレームワークで何とか補完してあげることで、「あなたの隣の単なるぶっ飛んでる人」が、「無敵のアイデアマン」になる可能性だってあるかも!

さあ、みんなも自分の考えを言語化してみよう!

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