皆さん、ロンドンの歩行者信号事情をご存じですか?

普通日本と同じだと思いますよね。

確かに見た目は似ています。しかしその内情は天と地ほど違っていたのです。

ロンドンの歩行者信号との出会い

僕が初めてロンドンのホームステイ先から語学学校に通学した時のこと。

短い距離の道路だったんだけど、目の前の歩行者信号がちょうど赤に変わったのです。

「しかたないなぁ・・・」

そう思って日本と同じように立ち止まったのです。

5分間の空白

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・あれ?

赤になった信号機を5分見つめていたが、青に変わらない。

隣の車道の信号機は何度か赤に変わっているというのに!

この5分間の間に何人のイギリス人が僕の横を通り過ぎたことか。

多分、「こいつ道の真ん中で何ボーっと突っ立ってんだ、バカじゃね?」って思われてたんだろな。

誰も信号を守らない国

これはおかしいと思い、様々な信号を観察。
その結果、分かったことが3点。

・車道と歩道の信号機は全く独立して動いている。
・押しボタン式信号なのに、押しても全然青にならない
・ロンドナーの99.9%は信号を守らない

結局歩行者にとって信号は全く機能したいため、誰も守らなくなったということだね。

よく見たら、警察官も信号無視してたわ(笑)

それからは僕も郷に入れば郷に従えで、信号無視するようになったよ。

あんなもん、待ってられん!

日本との違い

日本だと、赤信号で道路を渡るのはそれなりに罪悪感があるのか、ちょっと小走りになっちゃったりするよね。

でもロンドナーは赤信号で道路を渡ってる時も普通に悠々と歩いてる。小走りなのは僕くらいです。

で、あまりにも信号無視が多いからか、「ちゃんと周り見ろよ!」ということで、道路にLook RIGHTとか書いてある。

事故を減らす工夫ですな。




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人間は環境に慣れる
信号が見えない人へ進化

人間は環境に慣れる生き物である。

1週間も経つと、役に立たない信号機の事など完全に脳の中から消え去ってしまう。

面白いことに、横断歩道にある信号機は単なるオブジェと化し、それが赤信号だろうが青信号だろうが全く目に入らなくなってしまうのである。

「またまた大袈裟な~」とか思うかもしれないが、これは心底本当に歩行者用信号機が見えない人になってしまうのである。

ドイツへの出張

そんな折ドイツ出張が入り、デュッセルドルフへ行くことに。

現地の日本人の先輩と会って一緒に出かけ、車が来ないのを確認して横断歩道を渡ろうとしたら、後ろから先輩の怒号が。

先輩「おい!赤信号だよ!何やってんだよ!」

僕「え?」

いきなり怒られて、状況が把握できない僕。

そしてしばらく経ってからようやく脳が信号が赤であることを認識し、状況が理解できたという。

いやー、慣れって怖いですよね。

完全に僕もロンドナーになってましたわ。

おわりに

信号1つとっても、お国柄が出て面白い。

あんな歩行者信号、引っかかるたびに青になるまで待ってたら、一生目的地に到達できないからね。

しかし、信号の色を見なくなるだけで、本当に脳から信号機が消え去るとは夢にも思わなかった。

ちょっと危ないけど、ぜひ皆さんにもこの体験をしてもらいたいかな(笑)

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