妻と二人で「君の名は」を見てきました!

さて遅まきながらレビュー書こうとして、ハタと気づくのである。

「あれ?僕はこの映画のどこに心を動かされたんだろう…?」

はじめに

感想としては、よかった。見に行ってよかったし、色んな人と一緒にこの映画について語り合いたい。

最悪な状況発覚→ハッピーエンドな終わり方も非常にスッキリした。

でも、でも、どこか引っかかるのである。

横で妻が「もう大泣きだよ」とボロボロ涙を流していたし、僕も若干ホロリとするシーンもありつつ。

しかし僕のその感動は、何と言うか「何となく感動した」という感じで、「どのシーンで、なぜ感動したか」が全く言語化出来ないのである。

いや、元来感動とはそういうものだという人もいるかもしれない。

しかし多くの感動にはやはり理由があるもの。

僕の心は、心底動かされたというレベルではなかったのかもしれない。

せっかくレビューするのに「どうして感動できなかったのか」を考えるのもどうかと思うけど、そっちの方が自分の気持ちに正直なので、もう少しこの気持ちを深堀りしてみようと思う。

※これより下、ネタバレを含むので、ご注意ください!




スポンサーリンク
理由1 入れ替わりに感情移入できなかった

「いきなり運命の人に出会った」的な流れで、いきなり入れ替わった二人。

「自分だったらどうだろうなー」なんて想像しつつ感情移入していくものなんだろうけど…

誰かが僕の代わりに仕事をやってる画を想像したら、全く楽しくなかったという(笑)

これは入れ替わってもバイトくらいしか問題がない高校~大学生だったらめっちゃ感情移入出来るんだろうなー。

理由2 瀧くんの感情の変化についていけなかった
奥寺先輩への感情

バイト先の綺麗なお姉さん、奥寺先輩。

そもそも瀧くんは奥寺先輩のことをどう思ってたんだろう。好きだったの?それとも単なる憧れ?

奥寺先輩の登場シーンの時、瀧くんの中身は三葉だったわけで、瀧くん自身がどう思ってたのか全然つかめず。

いや、僕も新入社員の時に合コンで会った25歳の女性とかには「ああ、お姉さんだなあ」と何となく艶めいた気持ちを持ったことはありますよ(笑)

だから瀧くんの奥寺先輩に対する、足が地につかないような気持ちは心底よく分かる!

でもそれって「好き」とは全く別の感情なんだよね。

三葉への感情

記憶からは消えてしまうけど、ずっと心のどこかで追いかけている三葉の存在。

その「何かを探し続けている感覚」と「好きという感情」がごちゃまぜで。

最後ご神体のところで三葉の手のひらに「すきだ」と書いたのが分かった時に、「あれ?そんな好きだったのか!」と僕が驚くという。

あれ?これは僕が鈍すぎる?

理由3 ご神体の口噛酒を飲んで過去に戻る

えええええー!

何だよそのウルトラCは!

いいけどさー。別にいいんだけどさー。

と、彗星が落ちる当日の朝に戻ったことへの感動があまり無く。

理由4 お父さんが結局どうやって町民を助けたのかよく分からず

クライマックスとなる、彗星から町民を助けるシーン。

彗星落ちるギリギリまで動かなかったお父さんが、あの短時間でどうやって町民を助けたのかなと。

「今回は自分しか助からなかったから、口噛酒をもう一度飲んで再チャレンジしたのかな?」とか思いながら見てた。

最後「たまたま避難訓練してた」ことになってたけど、全然シナリオ違うし、再チャレンジしたとしか考えられん(笑)




スポンサーリンク
心が動いたポイント

そんなこんなで、色んなことを考えながら見てて、どこが感動ポイントか分からないまま見終えた感じですが、もちろん心が動いたポイントもあるわけで。

時間軸がズレていると分かったシーン

ラーメン屋で「糸守町って彗星の!?」となったところからのシーン。

彗星が落ちて池がひょうたん型になってて、町がムチャクチャになってて、「うおっ!時間軸ずれてたのか!てことは、三葉亡くなってたのか…」と分かった時にちょっぴり寒気というか、ゾッとしたというか。

二人のスレ違うシーン

二人がはじめ歩道橋でスレ違うシーンで、お約束の時間差振り返りのところなんかは「瀧くん!うしろ!うしろ!」ってドキドキ。

最後の階段でお互いが相手を見つけたと実感するシーンなんかは、「ああ、よかった…」とウルウル。

基本単純なんで、狙って作られたシーンは狙い通りに心が動かされます。

何となく感じた既視感

見終わった後に感じたのが、言葉に出来ない既視感。

こういう話、どっかで見たことあるよ…

とモヤモヤしてたらピンときた!

前半部分

入れ替わった上での彼らの日常生活を描き、主人公に感情移入してもらうための重要な部分。

この前半の瀧くんと奥寺先輩との絡みはまさしく『気まぐれオレンジロード』じゃないか!

三葉がひかるちゃんかどうかは微妙だけど、奥寺先輩は間違いなく現代の鮎川まどかやー!

中盤部分

入れ替わってた相手は3年前の人で、彗星事故で亡くなっていた…

真実が分かって一瞬背筋がゾクっとする感じ。

こ、これは『世にも奇妙な物語』を見て真実が判明した時の感覚にそっくり!

世にも奇妙な物語の方は大抵この時点でストーリー終わりだけど。

後半部分

終盤の、未来を知ってる人間が過去を変えるために奔走する部分。

ここは『バックトゥザフューチャー』とかぶったなー。

バックトゥザフューチャーのストーリーの方がそれはそれは細かいところまでよく繋がってたけど。

でも映画見終わって1時間くらいたった後で、変電所爆破で火事→町民避難の流れが、1000年前の繭五郎の大火の話にも繋がってるんじゃないかと気づいた時はちょっと感動した。

まとめ

あの歴史的名作に何を言っとるんだ!と言われるかもしれませんが、そこまで感動できなかった一番の理由は主人公にそこまで深く感情移入できなかったことだったかなと。

でも否定的な意見ばかりじゃないよ。

絵のタッチはかわいいし、二人のやりとりは見ててほんわかするし、最後二人が出会えた時は嬉しくなるし。

いろんな意見はあれど、それでもやっぱりこの映画を見てよかったなあと思うのです。

ツイッターで更新情報をお知らせ
スポンサーリンク
応妻!全記事リストはこちら
まなどん(妻)のブログはこちら