僕の息子は中学3年生。来年からは高校生である。

彼は常に人と違った行動をするため、どうしても目につきやすい。

そして今回は、高校受験の1ヶ月前から高校の勉強を始めだした。数学の青チャートと、物理である。

彼の心理

彼の言い分はこうである。

「もう俺は通るだけの学力を身に着けた。どうせ通るなら、高校受験の勉強をするなんて時間の無駄だ。だから俺は大学受験の勉強をする。」

まあ確かに彼の言い分も一理ある。100点で通っても60点で通っても一緒なので、今70点取れるならわざわざ100点にする必要はないよね。

「最小の力で、最大の効果を!」というのは僕のモットーなので、やっぱ親に似てきたなあと、感動したりするのである。

しかし問題が

親としてはコトを荒立たせずに静かにやってくれればと思うが、彼はまだ若く、父に似て自己顕示欲も旺盛だから、中学校や塾に青チャートを持って行き、授業中(もう受験前なので自習中)に、これ見よがしにやるのである。

それを見た周りのクラスメートは、あまり気持ちよくなかったらしい。

特に同じ高校を受けるメンバーは、「あんな高校、もう勉強しなくても受かるわ」と言われてるような感じを受け、攻撃的になる。日本によくある、「人と違うことをしたら攻撃される」というやつである。

できれば先生には彼を擁護してほしかったが、残念なことに「中学校の勉強をしなさい」と注意をするのである。




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僕の視点

僕は学業の成績は優秀だったから、彼の気持ちはよく分かる。

「中学生だから」という理由だけで、既に分かり切ってる中学校の学習内容を1日6時間も机にじっと座って聞かなければいけないその苦痛は何とも言い表しようがない。

あまりにも苦痛だから、授業中に塾の問題集を解いてたら「内職するな!」って怒られたし、寝てても怒られたし、後ろ向いても怒られたし、「もう何すればいいんだよ!」って感じだったな。

「今やってることは全部理解してるし、邪魔もしないから、俺のことなんか気にせずに授業進めてくれよ」って心の中で言ったか、口に出してしまったかは覚えてないけど、そんなことばっか考えてた。

僕は勉強なんか本人さえ良ければ何をしていてもいいと思うが、日本人の右へならえの国民性や教育制度だとなかなかそうはいかないね。

ちなみに灘高校は

ちなみに灘高校では、「高校生なんだから高校の勉強をしなさい」なんて言う人はいなかった。

ある同級生は数学オリンピックで銀メダルとか取ってくるし、別の同級生は相対性理論について熱く語ってたりする。

『出来る奴はどんどん先に進ませないと、その人の良さを潰してしまう』ということを知ってか知らずか、自然とそうなっている。

いい意味で自由、悪く言うと放任。その自由な環境下で知を追求するのが灘高生であり、先生も同級生にもそれを容認する空気があった。

僕はそこまで飛び抜けることは出来なかったけど、過ごしやすかったな。

まとめ

僕も小学校6年生の時には英語も習ってたし、公文では因数分解とか二次関数とか中学3年の範囲を終わらせてた。

やっぱそういう知に貪欲な子供には、年齢にこだわらずに先取りした学習をさせてやらないと、変にヒネくれちゃうよなー。(僕みたいに、、、)

今回は学校で色々トラブルもあったけど、そんなことを思いながら静観してた。

今後もし同じように次男が「中学生だけど高校の勉強がしたい」って言い出したら、僕は今回のトラブルに屈することなく、再度高校の教科書を買ってしまうだろう。

もしかしたらこれは、中学校で自分のレベルに合った学習をさせてもらえなかったというトラウマを抱えた僕の、日本の教育制度に対するささやかな抵抗なのかもしれない。

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