最近転職活動中の人から色んな相談を受けることが多い。しかも弊社を受けない人からの相談(笑)

その中でも一番相談が多いのが志望動機。

ちょっ、待てよ!

志望動機って「自分がなんで転職したいか」じゃないのか?

そんなもん俺に聞かれたって分かるわけないやろ!

と毎回思うが、それでもとにかく僕は何か力になってあげられないかと考えるのである。

志望動機に悩む理由

みんなが志望動機に悩む理由は分からんでもない。

転職したい人は皆、次の会社のことよりも、今の会社のネガティブな点が前面に出てしまうからである。

で、自分で志望動機を考えてみて、文章として書いてみた時に、おそらく自分で「あれ?」と思うのだろう。

例として色々グルーピングしてみよう。

今の仕事がつまらない例

・もっと面白い仕事がしたいから

・もっと刺激的な仕事がしたいから

・今の仕事では成長しないと感じたから

今の仕事の待遇が悪い例

・もっと収入がほしいから

・もっと福利厚生のよい会社がいいから

今の会社の労働環境が悪い例

・もっと時間的に楽な仕事がしたいから

・今の会社の人間関係が悪いから

・仕事内容を認めてもらえないから

大体はじめに考えてきてもらった文章を見ると、上記の3つに大別されるわけで。

仕方ないよね、今の状況がイヤだから変わろうかなって思うわけだもんね。分かる分かる。

みんなの文章の特徴

ここでみんなの文章の特徴を見てみると、1つの共通点が浮かび上がってくるのだ。

それは、、、

転職したい先の企業のことに全く触れてないこと!

転職先のことを僕に全く話さずに志望動機の相談されても、僕にはみんながなんでそこに行きたいか分からないと思わない?

その状態で志望動機考えたら、「今の職場をなぜ変わりたいか?」って話に収束すると思わない?

転職も相手があってのこと。相手のことを一番に考えないと、絶対に上手くいかないよ。




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分かりやすい例

実際に分かりやすい例え話を1つ。

あなたに付き合ってる彼氏/彼女がいるけど不満があり、他に好きな人(Aさん)が出来たとしよう。

ケース1

あなた「好きです!付き合ってください!」

Aさん「私のどこが好きで付き合いたいって思ったの?」

あなた「今の彼氏(彼女)がクソだからです!」

Aさん「・・・」

こんな回答でAさんがあなたと付き合いたいと思うだろうか。少なくともこの人は前の人しか見ていないと思うよね。やっぱり相手を見てることを伝えないと。

ケース2

あなた「好きです!付き合ってください!」

Aさん「私のどこが好きで付き合いたいって思ったの?」

あなた「顔がめっちゃ好みなんです!」

Aさん「・・・」

この回答はどうだろう?まあケース1よりはまだ相手のことを見てる感はあるけど、外見しか見てない感は否めない。

こんなのは「背がちっちゃくてカワイイから」とか、「胸が大きくて魅力的」と同じくらいズレている。

ケース3

あなた「好きです!付き合ってください!」

Aさん「私のどこが好きで付き合いたいって思ったの?」

あなた「○○で頑張ってるところとか、××でこんなことをしてたのがすげーいいなって思って」

Aさん「・・・」

この回答はどうだろう?上2つと比べるとかなり具体的。少なくともAさんのことを見続けていないとこの回答は出せないわけだから、回答的には合格点だと思う。

ただリスクとしてはあまりに具体的すぎるので、Aさんのツボにハマれば大成功だけど、ポイントズレててAさんが「えっ、そこ?私全然気分乗ってなかったやつなのに、、、」みたいになるとなんかイマイチかも。

ケース4

あなた「好きです!付き合ってください!」

Aさん「私のどこが好きで付き合いたいって思ったの?」

あなた「ん?どこかっていうのはよく分かんないけど、もっとこの人と一緒にいたいなって思ったから」

Aさん「・・・」

この回答はどうだろう?僕はケース3のように具体的に言われるより、ふんわり僕の全部を認めてくれるような表現が好きだからこっちの方に心惹かれるけど、これは人それぞれなのかも。

これを志望動機に置き換えてみる

上記の告白を志望動機に置き換えてみると、

ケース1
「今の彼氏(彼女)がクソだからです!」
  ↓
「今の会社がクソなんです!」

ケース2
「顔がめっちゃ好みなんです!」
  ↓
「給与がいいからです!」
「休みが多いからです!」

ケース3
「○○で頑張ってるところとか、(中略)いいなって思って」
  ↓
「御社のインドでの新規プロジェクトを見て憧れまして!」

ケース4
「もっとこの人と一緒にいたいなって思ったから」
  ↓
「御社で働くと楽しそうだ(ワクワクする)って思ったので!」

さて、どうだろう?何となく感じるところがあるだろうか。

ケース1やケース2はハッキリ言って論外だと思う。

ケース3は本当に相手による。上の例にあるようなインドの新規プロジェクトに人事の面接官が携わってる割合は限りなく低い。

もしあなたが面接官だと想像してみて。そんなこと言われて嬉しい?僕だったら全く嬉しくないなあ。

もし僕が面接で志望動機聞いて、「アレクサを初めて見た時に、感動し、御社に魅力を感じました!」とか言われても、心の中では(それは分かったけど、君は何の部門を受けてるか理解してるのかな?)と感じるのだろう、きっと。それとおんなじ。志望動機で具体的事例は諸刃の剣なのだね。

なので、僕のオススメはケース4。

「御社で働くと楽しそうだ(ワクワクする)って思ったので!」って面接官に言ったらなんて返ってくると思う?

十中八九、いやほぼ100%「どんなところにそう思われました?」って返ってくるよね。だってそれしか返す質問が無いから。会話ってそういうもんじゃん。

そこで初めて具体例を出す。しかしそこで夢物語を語って面接官を放置してはいけない。ちゃんと面接官も巻き込んだ表現を出してあげる。

「先日はインドの新規プロジェクトの話をニュースで見ましたがそれだけではなく、御社が扱っている〇〇という商品を様々な企業に提案するのも自分の成長に繋がると思いますし、人事の方でもこうして御社を受けに来られる方々と色んな視点で会話をするだけでも刺激的だと思います。御社の中の様々なアクティビティに主体的に絡んでいくことで、自分自身をさらに伸ばし、御社とともに成長していきたいなと考えて御社に応募致しました。」

御社のどこに配属になってもちゃんとやりますよーってふんわり表現したのが「御社の中の様々なアクティビティ」って言葉かな(笑)

要は最後まで具体例なんて出さなくていいってこと。そうすれば面接官が勝手にその言葉を都合よく解釈していいように受け取ってくれるはず。

面接官が自分の言葉をどのように受け止めて、どのように考えるか。そこに想像力を全力で使ってやり取りを考えてみてほしい。

まとめ

さて長くなってしまったけど、少しは志望動機に悩める人達の助けになっただろうか。

僕はいつも転職の面接を受けようとしている人に、「どう答えようと考えるんじゃなく、面接官の気持ちを考えろ」って言うんだけども、こういうことなんだよね。

面接官も人だから、自分の会社を褒められると嬉しいし、入りたいって思ってる人には好意を持つ。

でも、なんか超小さいポイントを突いて御社が魅力的だって言われてもそれは全く響かない。作り物の「入りたい」に聞こえてしまう。

「目がキレイだから好きだ」って言われてもねえ・・・って感じかな。

だから出来るだけふんわり、大きな範囲で会社を褒めて、入りたいという気持ちを伝えるべき。

「雰囲気が合うんだよね」とか「フィーリングが合うって初めて感じたかも」みたいな。

ちなみに僕は自分の面接の時、「世界一の企業で働いたらワクワクすると思ったからです!」と笑顔で答えました!

そんなんでいいんだよ。難しく考えすぎないで!

それでは、グッドラック!良い面接を!

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