平成31年度の東大の入学式における、上野千鶴子さんの祝辞に大きな注目が集まっている。確かに素晴らしい内容だった。

僕が最も興味を持った点

僕が最も興味を持った点は、この部分。

引用ここから=======
「他大学との合コンで東大の男子学生はもてます。東大の女子学生からはこんな話を聞きました」と切り出し、女子学生は「『キミ、どこの大学?』と訊かれたら、「東京、の、大学…」と答えるのだそうです」と話した。

続けて上野さんは「なぜ男子学生は東大生であることに誇りが持てるのに、女子学生は答えに躊躇するのでしょうか」と新入生に問いかけた。

そして「なぜなら、男性の価値と成績のよさは一致しているのに、女性の価値と成績のよさとのあいだには、ねじれがあるからです」と言い、「かわいい」という価値観について次のように語った。

「女子は子どものときから『かわいい』ことを期待されます。ところで『かわいい』とはどんな価値でしょうか?愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には、相手を絶対におびやかさないという保証が含まれています。だから女子は、自分が成績がいいことや、東大生であることを隠そうとするのです」
=====引用ここまで

実はつい先日、会社の女性と合コン論について話をしていて、『私は絶対合コンで会社名とか外資とか言わないです、引かれるんで』という話を聞いたばかり。

東大だけでなく色んなところで同様の問題は生じている模様である。

1点だけ疑問

上野さんは全体を通して性差別というテーマを通じて祝辞を述べられた。

そして上記の問題は女性の「かわいい」の価値に性差別的な視点が入っているからだと述べている。

でもね・・・

でもね・・・

男の視点からしたら、このポイントだけは断じて性差別から来ているわけじゃないんやーーー!!!

ここに書かれているように、『男性は女性に「かわいい」ことを期待していて、「外資や東大だからかわいくない、だからスコープに入らない」』というわけではないのだ!

ではなぜ東大や外資の女性はスコープに入らないのか

僕は過去に、男女100人ずつの村で自由恋愛したら起こることという記事を書いたことがある。

その記事の中でも触れたが、男性は女性と違い、本能的に自分を優位に見せたい心理を常に持っている生き物である。他の男性よりも自分の方が優れていると主張したいし、女性側にも自分が優れていることを認めてもらいたい。

そうした男性陣が考えることは、

「外資や東大の女性は自分に勝てない部分を多く持っている男性達からアプローチされてるだろうし、自分では太刀打ち出来ないよなあ・・・」とか、

「そもそもそんな上位ランクの女性が満足するような付き合いなんて出来るのか、俺・・・」とか結構ネガティブなことが頭をよぎっているのだ。

これは決して性差別から来る感情ではない。ビビりの感情である。

そう、女性がどこまで分かってるか分からんが、男性ってめちゃくちゃビビりなのだ。

例えば外資系の例で言うと、何とか好みの女性を落とそうとした時に、自分でも少し背伸びであろうレストランとかに連れて行ってカッコつけようとするのが男性心理。

そして、背伸びして頑張った分、そこで女性にめっちゃ喜んでもらいたいのが男性心理。

その反面、一番避けたいシチュエーションは、「その自分が精一杯背伸びして連れて行こうとするところが彼女の普通である」ということ。

自分がめっちゃ頑張ってるのに、「どう?」って聞いて「うーん、よく来てるかな」なんて言われて日にゃプライドズタズタである。

とはいえ女性も普通は仮にそう思ってもオクビに出さず、笑顔で「ありがとう!」って言うものだろうが、男性はそもそも外資系の女性と聞くだけで「年収ウン千万の男性が周りにゴロゴロいるんでしょ?」とか「すっげえ車乗ってそう」とか「毎日フレンチでワイン飲んでるんじゃないの?」と先回りして想像し、わざわざプライドをズタズタにされるために高いお金払って背伸びするリスクを負いたくないなあって思うわけである。

結局女性だからどうこうといった話ではなく、男性自身が「外資系」という言葉の響きから来る勝手な想像で勝手に引いてしまっているのである。

東大の女性の場合は少しこのケースとは違うかもだけど、結局相手の方が自分よりいい大学に行っているというだけで全てにおいて負けた気がし、プライドを傷つけられたくない男性の心のどっかに「お前どうせ俺のことバカにしてるんだろ!」と変に歪んだ感情が生まれるケースもあるわけで。

このように、自分より上のステージを経験しているであろう(と勝手に男性が想像している)女性にメタクソな評価されてプライドを踏みにじられるのを恐れて、東大/外資の女性からはどうしても足が遠のくのである。

何かの記事で読んだが、結婚相談所でも年収の高い女性と背の高い女性はなかなかモテないそうで。これも根本は同じ問題から生じているよね。

というわけで、この点は性差別ではなく男性のビビりとプライドの感情の問題なのである。




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妻に説明してみた

・・・ということをまなどん(妻)に説明してみた。

僕としては「あー、なるほどね!」という返答が返ってくるもんだと思っていたら、全く違う反応が。

まなどん「じゃあ私のことを下だって思ってるってこと?」

僕「いや、そうじゃなくてプライドを傷つけないようなパートナーだということで・・・」

まなどん「?」

男性視点からしたら、この「プライド傷つけられたくないよねー」とか「めっちゃいい生活してそうな人誘うのはビビるよね。どこでデートすりゃいいんだよー!悩むー!」みたいな話は息を吸って吐くレベルで理解できるんだけど、女性視点からはスッと分かってもらえないのかな?まなどんだけかな?

じゃあどうすればいいのか

とはいえ、今東大に通っている女性や外資系で働いている女性はどうすればいいのか。

まず僕の意見は、「隠すな!堂々と言え!」である。

合コンで素性を隠して男性といい関係になったとしても、いつかどこかのタイミングで言わなきゃいけない日が来るよ。

で、真実が明るみに出た時に男性側にそれを受け入れるキャパが無かったら、結局破綻するよ。それって余計時間の無駄じゃない?

それだったら、堂々と自分の大学や会社名を言って、それでも来てくれる相手を探した方がよっぽど話が早い。

しかし、ただ外資系って伝えるだけではきっと男性は勝手にその生活を想像して引いていくだろう。なので外資系って言っても男性が引かなくなる方法を考えないといけない。

東大や外資系と伝えても男性が引かなくなる方法

では、東大や外資系と伝えても男性が引かなくなる方法とはどんな方法だろうか。

先ほど、「男性側の、外資系という言葉の響きから来る勝手な想像」で引くと書いたが、その勝手な想像をリアルな事実で上書きしてあげればいいのだ。

大体日系企業で働いている人達に外資系で働いている人がどんな生活をしているかなんて分かるわけがないのだ。分からないから勝手に想像をして離れていくのだ。だからちゃんと分からせてあげればいいのだ。

外資系だろうが、日計企業だろうが、朝満員電車にモミクチャにされながら通勤して、パソコンでデータ作って夜帰ってるのは一緒だよ?とか、

年収ウン千万の人なんてほとんどいないよ?とか、

普通に大衆居酒屋で食べるの好きだよー、とか。

要は男性に、「この子、外資系だけど実は俺達と大して変わんないじゃん!」、「そんなに高くない居酒屋に誘ってもいいんだ!」、「自分が届かないところまで背伸びしなくてもいいんだ!」って思わせてあげればいいのだ。そしたら男性側の誘うハードルがグンと下がって、引かれるどころか、めっちゃお誘いが来ると思うんだけどなあー。

東大の女の子だって一緒。「私、高校の時ほんとめっちゃ勉強しまくったよー。だから東大には入れたけど、でもその分どこで遊んだらいいかとか全然知らないから教えてよー」とか、「東大の男子より○○さんの方が断然魅力的だよ。勉強だけできてもダメだよね」とか、東大を隠すのではなく、東大を経験した上でまだまだ自分は足りないところがあったり、学歴関係なく色んな人にいいところがいっぱいあるってことを自分から話をしてあげた方がいいんじゃないかなあ。

まとめ

徒然に書いてきたけど、男性のプライドとビビりは過去何十年(何百年?)と変わってなさそうなので、それをどう上手く扱うかが男性との付き合い方。

そしてそれは女性の方が東大とか外資系とか、そんなことは実は関係なくって、その出し方なんじゃないかなあって思う。

むしろそれを変に隠している方がよくない気がする。

高スペックの女性の皆さん、自信を持ってどんどん自分の所属している学校や会社のことを言ってください。

そしてその上でそんな表面的な情報ごときでは揺るがない、素晴らしい人間関係を築きあげていってください!

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