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初心に帰らせてくれる特別な匂い

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初心に帰らせてくれる特別な匂い

今日はポカポカ春陽気。なんと2月なのに最高気温13℃にもなるという。

大阪出張のためしばし実家に滞在してたのだけど、かなりの山奥で、自然に囲まれてる。

そんなわけで、さあ出掛けようと一歩外に踏み出した途端、草木の匂いというか、春の香りがフワッと僕を包み込む。

そしていつものフラッシュバックが来る。

フラッシュバック

なぜか僕は、実家の坂を歩きながらこの匂いを感じるたび、30年前の中学時代の映像が脳裏に浮かぶ。

別に甘酸っぱいわけでも何でもない。

胸が締め付けられるような何かがあったわけでもない。

ただただ何も分からないまま、何かに向かって努力していただけの3年間だったのだが、

それなのに激しく懐かしさ以上の何かを感じ、心揺さぶられるのだ。

何回も何回も、同じ匂いを感じるたびに同じ心情になり、「これは一体何なんだろう?」と自分に問いかけていたんだけれども、なかなかその答えに辿り着けなかった。

ところが今日、坂を歩いている間に、「懐かしさとはほんの少しニュアンスが違うこの感情」を説明する言葉がなぜか頭に降ってきたのだ。

頭に浮かんだキーワードは2つ。それは「初心」と「存在証明」。

初心

現在僕は特に悩みも無い楽しい人生を送っているが、この現在の僕は過去の僕によって創られている。

過去の僕が精一杯の努力をしたから、今の僕がこのような状態でここにいる。

そのスタート地点がこの場所であり、漫然と過ごしていた小学校時代ではなく、目標を持って頑張りはじめた中学時代なのである。なのでピンポイントにこの時期を思い出すのだろう。

あの時、自分はどうなりたくて頑張っていたのか。

今の自分は、その時思っていた姿になれているのか。

そして、今の僕はどうなりたいというビジョンをきちんと持って生きているのか。

そのビジョンを成すために、どんな努力をしているのか、出来ているのか。

過去の自分に対する問いと、

そして現在の自分に対する問い。

特に現在の自分に対する問いへの答えは、日常に忙殺されてないがしろになっている自覚がある。

この歳になると、実家で春の匂いを感じるタイミングは、比較的ゆっくり出来る時間と重なるだろうから、特にそう感じるのかもしれない。

一生懸命走っていたら、知らぬ間にこんな高いところまで辿り着いていた、というのも悪くはない。

だが、目標がある人はその何倍ものパフォーマンスを出せるはずであり、今の自分もそうなりたいわけで。

そういう思いと、そしてなかなか目標を持てていない自分への歯がゆさ、そして分からないなりに目標を持って頑張っていた過去の自分。

「目標を持つ」という基本的なことを、初心に立ち返って考えてみないといけない。

そんな気持ちが交錯する春の匂いなのではないかと感じたのである。

存在証明

もう1つの感情は、存在証明である。

存在証明というと大げさかもしれないけども、「たしかに僕はここにいた」ということを噛みしめる感覚に近い。

この場所、この匂いを体が覚えている。

ただそれだけのことなのだが、その一瞬の間に脳が自分の歴史を再確認しているように思う。

その意味では、春の匂いでなくとも、住吉駅や本郷三丁目、西大路や日本橋や用賀や玉造に行ったとしても何かのトリガーに心揺さぶられ、同じ感覚を覚えるのだろう。

ただ、昔話にとらわれるオジサンにはなりたくないので、「ここにいたから、どうなんだ」ということをきちんと「今」に活かせる人にならねばと思う。

まとめ

てなわけで、僕はあまり過去を振り返るタイプではないけど、この春の匂いにまつわる感情は大切にしたいな。

特に初心を忘れず、目標を持って前向きになるために!




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