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親が普段の生活の中で子供に求めるたった1つの思い

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親が普段の生活の中で子供に求めるたった1つの思い

うちの長男(中2)が先日キレた。でも、もういつものこと過ぎて何が原因だったのか、何にも覚えてない。

次の日の朝にはまた何事もなかったかのように普通に起きてくるし、僕たちも何にもなかったかのように振る舞うし。

人の脳というのは、嫌なことはすぐ忘れて、いいことだけ覚えてるように幾分都合よく出来ているらしい。…あれ?僕だけ?

でも今回長男がキレた時の言葉だけはちょっと胸に引っかかったからか、覚えてる。

胸に刺さった長男の言葉

「毎日同じこと繰り返しやがって!つまんねえ男だな!」

「毎日同じ時間に起きて、同じ時間に会社行って、同じ時間に帰ってきて、何が面白いんだよ!」

そう、僕は単調な毎日を繰り返していたのだ。自分でも分かってる。長男の目から見ても、僕はそう映っているのだろう。

「では、毎日違う時間に起きて、違う時間に会社に行って、違う時間に帰ってくれば満足なのかな?」

・・・なんていうのはヘリクツでしかないな。

何度も言うけど、自分でも痛いほど分かってる。つまんない人生送ってるのは分かってるんだよ!だからこの言葉が胸に刺さってるんだよ!

長男が父親に望んでいるだろうこと

でも、その後に続けてこんなこと言われたな。

「友達のお父さんは一緒にスマホでゲームをしたり、ナントカカントカ…」

そうだね、確かに僕は長男と何か共通の趣味をもっているわけではないな。

何かを一緒に楽しむということが、最近おろそかになってる自覚はある。

それを父親に望んでいるのかもしれないな。

長男と一緒に楽しむことの難しさ

長男と一緒に何かを楽しむって意外と難しい。

「一緒に映画見に行こうよ」って言っても一緒に来ない。

「博物館行こうよ」って言っても、一緒に来ない。

「このドラマ一緒に見ようよ」って言っても「1人で見る」。

「工作やるか」って言っても「興味ない」。

キャッチボールとかスポーツも、あまり乗り気でない様子。

父親と一緒に何かをしたい気持ちはあるんだろうけどその「何か」が難しい。

長男も一番やりたいものはネットゲームなんだろうしな。

もしかしたら父親と繋がっていなくても、ネットの向こうの友達と繋がってるからいいのかもしれない。

僕の抱える矛盾

父親なんて、自分のやりたいことを抑制するだけの邪魔者って思ってるんだろうか。

「お前の好きなこと、何でもやれ!お前の自由だ!何かあったら俺がサポートしてやるから安心しろ!」という理想の父親像。

で、好きなネットゲームばっか1日中やってると小言を言うという矛盾…

僕は一体、何をしたいんだろうか。

でも難しいことでも、こうして文字にすると少しずつ見えてくる。

僕が求めているキーワード

求めているもの

僕が求めているもののキーワードは『人としての成長』。

本を読むとか

人と会うとか

料理してみるとか

スポーツするとか

オシャレしてみるとか

今までやったことがない未開拓の分野に手を出して、大いに失敗するのは大賛成!

許せないもの

好きなことと称して

ダラダラとテレビを見続けるとか

ネットゲームをダラダラやるとか

すでに読んだマンガを何度も読むとか

単なる時間つぶしに流れてしまうことがどうにも許せなくて。

でも先日、1つだけ長男がさせてくれって言ってきたものがあったな。

長男がさせてくれと頼んできたこと

それは株式投資。

100万円くれとは言わない、25万円でもいいからやらせてくれって。

これは僕も面白いと思うけど、夫婦の意見の合わせどころだな。

子供に新しい何かをやらせるってことは、親もそれ相応の腹を括らないといけないってことだね。

正直今やってる中学校の勉強よりは、よっぽど将来役に立つんじゃないかとは思うけど。

失敗するなら少額投資のうちに失敗した方がいいしね。

中学生の株式投資かー、将来村上ファンドの村上世彰さんみたいになったりして。

みんなはどう思う?自分の子が中学生になったら株式投資やらせたいと思う?

まとめ

親が子供に求めるたった1つのこと、それは「成長」に時間を使ってほしいということ。

「勉強しなさい」も「本を読みなよ」も「お前の好きなように生きろ」も、言葉の裏にある思いはただそれだけ。

何でもいいから、失敗してもいいから、チャレンジをしてほしいな。

そしたら僕は、何があっても精いっぱいサポートをしてやろう。

そんなことを思いながら、また夜が更けるのだった。




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