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ストレングスファインダーの着想にも2パターンあるって知ってた?

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ストレングスファインダーの着想にも2パターンあるって知ってた?

着想クラブの集まりに行ってみた!

僕はストレングスファインダーで着想が6位なので、楽しめるんじゃないかなと思って。

着想くらぶとは

着想くらぶとは、ストレングスファインダーで「着想」が上位に入っている人たちの集まり。

着想がぶっ飛んでる人たちが集まって話すことで、着想スパーク!!!を目指す会だそうです。

「・・・だそうです。」という表現になるのは、僕自身で「着想スパーク」がよく分かってないから。

「ぶっ飛んでる人たちが、ぶっ飛んだ会話をしましょう!」というコンセプトは何となく分かるんだけどねー。

まさかAさんとBさんが話をしていて、Aさんがミカンの話してるのに、Bさんが毛糸の帽子の話してるとか、そんなワケ分かんない事にはなんないよねと。

いざ参加!

というわけで、コワイもの見たさで着想くらぶに参加。

総勢13名もの着想人が集まり、どんな話になるのか予想のつかない展開。

しかし、ここでおそらく主催者側(女性)には想定外のことが勃発!

参加者の半数が男性だったため、男性サイドから次のような質問が飛んできたのです。

「どんなゴールに向けて着想を広げましょうか?」

僕は、この着想くらぶで主催者が期待していたのは「決められた枠の無い会話からの新しい価値の創造」ではないかと考えていたのだが、いきなり枠決めようぜという提案が来たという。

男性と女性の視点の違い

会の趣旨も分かるけど、この男性チームの視点はもっとよく分かる!

男性脳からすると、「ゴールのない着想なんて、ただのおしゃべりじゃないの?」と思っちゃう。

逆に女性脳からすると、「会議じゃないんだから、会話にゴールをつけるとかありえない!」って思うんじゃないかな。

会がスタートして、「はい、今から好きにしゃべってください!」って言うと、男性が多数混じってるとゴール設定から入っちゃうのは仕方ない進め方だったよなー。

着想の深堀り

とはいえ、会は非常に楽しく進んだわけですが、主催者の女性は「着想スパークが起こせなかった…」と若干残念そう。

しかも後から、男性陣に「そもそも着想スパークて何だったんですか?明確にしてくださいよ。」とさらに攻撃を受ける状況に。

一生懸命色んな情報を持ってきて説明をしてくれるんだけどあんまり通じず、まさに「STAP細胞はあります!」ならぬ「着想スパークはあります!」状態でめっちゃ可哀相なことに。

よっしゃ分かった!僕があなたに代わって「着想」ならびに「着想スパーク」がそもそも何なのかを男性陣に明確に理解してもらえるように掘り下げてみよう!

ストレングスファインダーの着想の資質とは

ストレングスファインダーでいう着想の資質とは、3つのCから成り立っているそう。
・Connectivity(関連性)
・Conplexity(複雑性)
・Creativity(創造性)

これに関しては結構納得。僕の解釈だと、「2つ以上の全く関係なさそうな事柄を、複雑な論理で関連付け、新しい価値を創造すること」と定義できると感じてる。着想資質を持っている人の多くは皆総じてこういうことをしている気がする。

例えば「大福の中にイチゴを入れたら美味いんじゃないか?」とかを、特段考えようとせずとも頭の中で考えちゃう人は着想資質が高いんだろうね。

僕の中での着想持ちのもう1つの特徴

ただし僕はもう1点、典型的着想ちゃんに共通する項目を見つけてる。

それはちょっとネガティブな言い方をすると、「自分の考えに対する言語化能力が低い」ということ。

それゆえ、本当は頭の中でいっぱい物事を考えているのに、周りからは「2つ以上の全く関係なさそうな事柄を、思いつきで関連付けている」と見えてしまう。すなわち「論理の飛躍」を起こしてしまうのである。

ある事柄Aから論理の飛躍を起こした帰結点を事柄Bとする時、本人にしか分からない事柄Aと事柄Bの結びつきを上手く言葉で説明できないために、端から見ると「ああ、この人は着想ちゃんなんだな」となるのだと思う。

着想スパークの正体

ここまで考えてみると、なんとなく着想スパークがどのようなものかイメージ出来てくる。

着想資質を持つ人が複数人集まった時に、それぞれが事柄Aから事柄Bに、さらには事柄C、事柄D…と話をぶっ飛ばしていく様を「着想スパーク」と呼ぶのであろう。

すなわち「着想スパーク」とは、その場にいる全員が論理の飛躍を起こしている状態のことと定義できる。

もちろん全員がその論理の飛躍に対する言語化に全く興味がないので、論理が整理がなされないまま突き進む。

会話の後に残るものは、「事柄A→B→C→Dと話が飛びまくったね!着想だったね!」という感想なのであろうと推察される。

これが僕の視点から見る「着想スパーク」の正体である。

着想を説明できる人の場合

逆に全く相関のない事柄Aと事柄Bを結びつける着想資質を持つタイプの人でも、その間の論理を明確に説明できる人は着想ちゃんとは呼ばれないだろう。

よって、着想資質を持つタイプには2種類存在するのではないか。

1.戦略性や分析思考を持つ着想家

こちらはアイデアマンだが、そのアイデアに至った道筋をきちんと説明できることから、周りの共感を得やすく、その結果アイデアを実現しやすいタイプ。ただし逆に道筋を説明できないような、枠を大きく外れた事柄まで思いは至らない。

2.戦略や分析思考を持たない着想家

こちらは枠にとらわれず突拍子もないことを思いつくかもしれないが、周りの共感を得るにはあまりにも言葉が足りないため、結局アイデアを実現するまでに至らないことが多いタイプ。ただしサポート役として戦略性や分析思考の資質を持つ人と組むことで、アイデアの実現性は格段に上がりそう。

ここで、僕は言語化をしないといけないと思っているわけではないし、言語化能力が低い人にダメ出ししているわけでもないことは分かってほしい。

大事なのは、色んな特性を持った人がいるということを知ることであり、それを認め合うということなのだ。

ここ超重要ポイントね!

まとめ

ここまで考えてきて、着想および着想スパークが僕の中では完全に腹に落ちた。

さあ、次回の着想くらぶの主旨は「話がぶっ飛んで楽しかったね」とその場を楽しむ会になるのか、「そこそこぶっ飛んだ話を実現出来たらいいね」という未来に向けた活動を促す会になるのか、どっちかなー。

「未来に向けた活動」は聞こえはいいけど、それはそれで重たいから、僕は「話がぶっ飛んでその場が楽しい会」の方がちょっと好みかもしれない。

その時のグラウンドルールは、「他人の意見に理由を求めるくらいなら、その意見を踏み台にして自分の意見を理由なく言え!」だね。

次回からは理由を求めないので、また着想くらぶに参加させてください!




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