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長男に100万円渡して株式投資をさせはじめた僕の思惑

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長男に100万円渡して株式投資をさせはじめた僕の思惑

本日、長男がサイフを買いましたー!じゃーん!

長男が買ったサイフ

長男が買ったのは、ルイヴィトンの長財布。

正直、「高校生がヴィトンかよー、まだ早いだろー」という気持ちがないわけではないが、このサイフは僕たちが買ってあげたわけではない。彼は自分で稼いだお金で自分の好きなサイフを買ったのである。

これは本当に素晴らしいこと。だから僕たちはヴィトンだろうが何だろうが、文句は言わない。

彼のお金の出どころ

彼は、どうやってお金を稼いだのか。

アルバイト?いやいや、僕は高校生でアルバイトするくらいなら勉学に勤しめと思ってるし、彼もそう考えてる。

じゃあ彼が何をしたかというと、株式投資である。

僕は昨年未成年口座を開設し、長男に100万円渡した。

僕「金が欲しければ、これを運用して自分で増やしな」

かつて灘高校の先輩である村上世彰さんがお父さんにそう育てられたという話をどこかで読んだことがあり、僕もいつかは同じことをしようと思っていたのだ。

若いうちに株式投資を経験させる意味

日本の学校では株式投資のことなんて一切教えてくれない。教えてくれるのは将来あまり役に立たない学問だけ。

だから高校生から株式投資を経験させておく。

大人になってから株式投資を始めるのって意外とハードルが高いよね。なので子どものうちから投資をする/株を買うということを当たり前の感覚にしておきたいなと思って。

また大人になって大きな金額を動かせるようになってから失敗したら取り返しがつかないことになるかもしれない。だけど、今なら渡した額が全部無くなっても損失は最大でも100万円に抑えられる。

大人と子どもでは金銭感覚が違うから、100万円でも十分損失の恐怖、心理状況も理解させられるし、その恐怖を知った上でリスクを取るということも学ぶことが出来る。

株を買うには勇気が要るが、その勇気は粗野で豪傑な人が持つような「蛮勇」ではなく、自らの信念を貫きながらも節度があり、怖さを持った人、つまりビビりを持った人が場数を踏むことによって身につけたものでなければならないのである。

ということで、100万円で成功も失敗も経験させられるなんて、将来を見据えれば安い。もちろん100万円が無くならず、増えることもあるわけだしね。

長男の初めてのトレード

ちなみに長男の初めてのトレードは三菱UFJ銀行を712円で1,200株購入し、740円で全数売却。

税前利益:33,600円
税金(20.315%):6,825円
純利益:26,775円

長男「20.315%も税金取られるのかよ!マジ日本ありえねえ!」
僕「そうそう、そういうのを実感すると、NISA口座のありがたみも分かるよねえ」

また僕の真似をしていきなり海外株に手を出してエヌビディアを買ったりして、
長男「海外株の手数料高すぎ!しかも為替手数料まで!」
僕「まだ投資金額が低いから、手数料がかなりのインパクトになるよね」

なんてやり取りをしてるわけなのです。

まとめ

というわけで、今長男は受験勉強もしつつ、合間で株式投資も学んでいるのだ。

もちろん今IPOもやってるし、もちろん他の儲かりそうな話も100万円の中だったら好きにしてもらっていいと思ってる。

また今は相場が右肩上がりであるがゆえにトレードで結果を出て調子乗ってるところもあるから、願わくば一度暴落でもきて今のうちに20~30万円程度の損失を経験した方が、将来の数百万、数千万の損失を防ぐことが出来るんじゃないかなーと思ったり。

まあ何にせよ、自分の子どもと株式市場の話が出来るようになったのは、非常に面白いっす!

三田紀房ファンとしては、参考書として東大受験のドラゴン桜だけじゃなくて、株式投資のインベスターZも読ませちゃお!




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